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楽天証券・米国株式のSPU達成目的で購入するオススメのETFは?

2022年4月1日から楽天証券SPUに米国株式が追加されました。これをきっかけにETFを初めてみようと思った人を対象にオススメのETFを選んでみました。

ETFは株式や債券の詰め合わせパッケージで手数料も低いので、マイクロソフトやアップルのような個別株式を単体で購入するより長期の資産形成に向いています。

私自身も2018年から投資信託を初めて、これからETFも毎月定期購入して長期保有していこうと思っています。現在、楽天証券では約1700万を投資信託で運用しています。

SPUを達成するには毎月3万円の米国株式(ETF含む)を購入する必要があります。円で決済するので、円高を想定して31,000~35,000円ぐらいの範囲でETFの組み合わせを考えてみましょう。

ただし、買付手数料無料の15銘柄は対象外なので注意してください。

参考:買付手数料無料 海外ETF | 海外株式・ETF | 楽天証券

目的別に5パターンの組み合わせを考えてみました。

  1. SPU達成目的で購入→即売却したい人
  2. S&P500に投資したい人
  3. 全世界株式に満遍なく投資したい人
  4. 高配当株が好き、試したい人
  5. YouTuberの両学長が好きな人

SPU達成目的で購入→即売却したい人

とりあえずSPU達成だけできればいい人には、BNDという米国債券ETFがオススメです。

ネットではAGGと並んで人気のある債券ETFです(AGGはSPU対象外銘柄)。

債券なら購入してすぐに暴落しても痛みは最小限で済みますし、米国市場全体の債券を買っているので分散によるリスク軽減効果もあります。

両学長も動画でオススメしてました。

3万円達成するにはBNDを3株購入する必要があります。

4月20日の為替相場で3株を成行注文した場合の予想価格は30,984円でした。

これを買って即売却すれば往復の為替手数料と取引手数料合わせても500円以下の損失で済みます。購入直後にリーマンショック級が来たとしても債券ETFならマイナス5%程度で済みます。もちろん値上がりするケースもあるので、平均すれば毎月450円程度の経費でSPUを達成できます。

成行注文なら翌営業日には約定するはずですので、確認できたら成行ですぐに売却しましょう。

もし、円高で予想価格が3万円を割ってしまった場合は、IGOVという米国以外の先進国債券に投資するETFと組み合わせましょう。BNDとIGOVを2株ずつ購入するとちょうどいい感じになると思います。

BNDXという米国以外の全世界債券に投資するETFでもよいでしょう。

S&P500に投資したい人

SP500が好きな人はSPLGという米国株式のETFがオススメです。

中田敦彦さんもS&P500が好きみたいです。

動画URL :【お金の授業総まとめ②】中田の結論は米国株「○○○」を一括購入 – YouTube

人気のあるVTI、VOO、SPYなどは残念ながら対象外銘柄なのでここでは除外します。

SPLGは経費率も0.03%と低く設定されているのに加えて、購入単価が非常に安いのも魅力です。

3万円達成するにはSPLGを5株購入する必要があります。

4月20日の為替相場で5株を成行注文した場合の予想価格は35,432円でした。

全世界株式に満遍なく投資したい人

米国だけではなく全世界の株式に広く分散したい人は、SPLG・VEA・VWOの組み合わせがオススメです。

ネットで人気のあるVTは残念ながら対象外銘柄となっています。

VEAは米国以外の先進国株式(日本含む)に投資するETFです。

VWOは新興国株式に投資するETFです。

VEAとVWOはロボアドバイザーで有名なWealthNaviでよく使われるETFです。

引用元:WealthNaviは何に投資している?(前編) | ロボアドバイザーならWealthNavi(ウェルスナビ)

3万円を超えるにはこれをSPLGを2株、VEAを1株、VWOを2株購入する必要があります。

4月20日の為替相場でそれぞれの株を成行注文した場合の予想価格は

13,766(SPLG・2株) + 6,183(VEA・1株) + 11,845(VWO・2株) = 31,794円

でした。

高配当株が好き、試したい人

分配金を多く出してくれる高配当株が好きな人はVYM、HDV、QYLDの組み合わせがオススメです。

人気高配当ETFのSPYDは残念ながら対象外銘柄なのでここでは除外しています。

VYMとHDVはSPYDと並んでネットで人気のあるETFで、両学長も買っているそうです。

QYLDは毎月分配金を受け取れる最近人気がでてきた超高配当ETFです。

1株あたりの価格が安いので、3万円に少し足りないときに重宝します。

3万円を超えるにはVYMとHDVとQYLDを1株ずつ購入する必要があります。

4月20日の為替相場でそれぞれの株を成行注文した場合の予想価格は

15,353(VYM・1株) + 14,733(HDV・1株) + 2,793(QYLD・1株) = 32,789円

でした。

YouTuberの両学長が好きな人

両学長が好きならVIGという米国増配株式ETFがオススメです。

VIGは10年以上連続増配の実績を持つ米国株に投資するETFです。

VIGの配当金は少なめです。安定企業を中心に構成されいるETFなので、長期運用をしたい人に向いています。

アメリカでは高配当株のVYMよりVIGの方が人気があるようです。

両学長も「高配当株以外ならどの株を買いますか?」という質問に対して、「VIGを買っていく」と答えています。

動画URL:第110回 【VIG】世界最強レベルの株式ETF。10年以上の連続増配米国株で構成【設定来リターン年8.93%】【株式投資編】 – YouTube

注意点として、VIGは1株あたりの価格が21,886円と高めです。(4月20日時点)


3万円を超えるために2株買うと4万円を超えてしまうので、他のETFと組み合わせたほうがよさそうです。

SPLGと組み合わせた場合(4月20日時点)

21,886(VIG・1株) + 13,766(SPLG・2株) = 35,652円

BNDと組み合わせた場合(4月20日時点)

21,886(VIG・1株) + 10,328(BND・1株) = 32,214円

でした。

以上、5つの組み合わせパターンの紹介でした。

ちなみに私は投資信託をメインに運用しつつ、ETFはVIGとSPLGを毎月買っていく予定です。

もし投資信託で何を買おうか迷っている人は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」か「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」がオススメです。

私が2018年9月に書いたポイント投資の記事の時から、コツコツと全世界株式のインデックスファンドをドルコスト平均法で購入していた人は軽く20%以上の含み益が出ているはずです。1000万投資した人なら200万以上の利益です。ピケティの言う「r > g」を物語っていますね。

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